1992-03-18 第123回国会 参議院 予算委員会 第4号
まず、宮澤総理にかかわるリクルートコスモス事件の関連では、服部恒雄元秘書、松本雅雄秘書、そしてドゥ・ベスト社の社長、それから三菱銀行の行員、これだけを求めます。
まず、宮澤総理にかかわるリクルートコスモス事件の関連では、服部恒雄元秘書、松本雅雄秘書、そしてドゥ・ベスト社の社長、それから三菱銀行の行員、これだけを求めます。
○高井和伸君 約定書は、これはドゥ・ベスト社は関係なしに作成されたというお話でございます。そうしますと、今までの御答弁を参酌しますと、リクルート社のどなたかとこの契約書を服部恒雄氏がつくったというふうに伺ってよろしいんでしょうか。
なぜファーストファイナンスに金を払うとそれがドゥ・ベスト社に対する株式の売買代金の支払いになるんですか。もう少しわかるように説明してください。
○国務大臣(宮澤喜一君) この約定書は、ごらんのとおり、譲り渡し人がドゥ・ベスト社代表取締役となっておりますしいたしますので、そことの契約、約定であることは明らかでございますけれども、九月の終わりのころに署名をいたしました際、この約定書を持ってこられた人がどなたでありましたかは明確でございません。
先般委員長のお手元まで御提出いたしましたのは、その後これは検察庁の押収書類の中に先方のドゥ・ベスト社側のものがあったわけでございます。それから許しを得て複製をいたしました。それが当時なかったものの一つでございます。 もう一つながったものは、ただいま佐藤委員が御指摘の金を払った証拠がないじゃないかということで、それが当時ございませんでした。
○佐藤三吾君 よほど親しい仲が、ドゥ・ベスト社とファーストファイナンスとの間にどういう関係があったのか、あなたの事務所と組んで、ぐるみでそういう関係になっておったのか、それがない限りあなたの今の説明では常識的にはわからない、そう言わざるを得ないと思うんです。
第二、ドゥ・ベスト社が九月三十日付で宮澤名義あてに株を売却した際、これは今の支払いが十五日ということもかかわってまいりますけれども、当然つくられているはずの有価証券取引税法第十二条に基づく有価証券取引書及び領収書、これは相対取引でありますけれども、ドゥ・ベスト社が保管しているはずであります。譲渡を受けた者、した者の住所、氏名または名称が記載されております。
それからもう一つ、なぜファーストファイナンスに支払いをしてほしいと言われたかということは、想像いたしますと、恐らくドゥ・ベスト社自身が株式を保有するのにファーストファイナンスから融資を受けておって、その融資を返済するという形で、したがってファーストファイナンスに払うことを指定されたのではないかというふうに今想像いたします。
これは今説明がちょっとありましたけれども、ドゥ・ベスト社に頼んで東京地方検察庁の許可を得てコピーをもらってきたんじゃないかと思います。ちょっとそれを拝見したいと思うのですけれども、下の方に押収の番号がありました。これはコピーを入手したのはいつですか、最近ですか、従来から準備されておったんですか。いかがでしょうか。
ドゥ・ベスト社と宮澤総理本人の名前の売買契約書があったんじゃないだろうか、この点については、署名とあるいは捺印についてあかしを立てるということから出していただかなければならなかった問題です。第二番目は発言を裏づけるための売買の報告書、第三番目は受け渡しの計算書、取引の明細書。
例えば、店頭公開直前にリクルート社がドゥ・ベスト社など五ルートから買い戻して政界関係者に譲渡した十三万七千株、これは明らかに中曽根派を中心にしてばらまかれております。十三万七千株のうち、自民党議員向けの十一万七千株のうち、実に半分の五万六千株が中曽根前首相あるいは藤波元官房長官、渡辺前官房副長官、渡辺美智雄政調会長、こういう人たちに、中曽根派に集中してきておるわけであります。
だって、九月三十日の約定書はドゥ・ベスト社になっていると思うんです、見ていないからわかりませんけれども。株式の譲渡人なんですから、服部さんに対する。そうすると、譲渡人に対して約定書を結んだ以上、そこへお金を払わなきゃいけないわけですよ。
この九月三十日の契約はそれでいいんですが、そこで宮澤さんのケースの十月十五日ですね、この十月十五日に本来お金を振り込むのは株式の譲渡人であるドゥ・ベスト社に振り込まなきゃおかしいですね、本当は。わかりますね。ところが、契約した相手のドゥ・ベスト社に振り込まないでファーストファイナンスに振り込んでいるんですね。そこがまず一つ。
○国務大臣(宮澤喜一君) それは、まずこの御報告にも申し上げましたように、株式の譲渡人については、間を省略いたしますが、衆議院リクルート問題に関する特別調査委員会に提出されました資料によって、ドゥ・ベスト社であることが明らかにされておるということでございます。それから、昨日も申し上げたところでございますが、株式そのものは服部君の手元には来なかったというふうに理解をいたしております。
○上田耕一郎君 それでも二日に根來さんは、検察庁にそういう押収物があるとすれば、リクルートなりドゥ・ベスト社の方から仮還付なり写しを渡すなりしてもらって差し支えない、そういう答弁がありましたので、押収されていたとしてもこの委員会に提出は可能なんですね。
○山口哲夫君 ドゥ・ベスト社に三千万をだれが払ったんですか。
○証人(江副浩正君) 私が買い戻したというお話でございますが、私と第三者割り当て先からのお金の動きもなければ書類上の売買約定書もございませんで、第三者割り当て先の中から先ほどのお話しの、例えば式場さんであればドゥ・ベスト社から所有分が式場さんの所有に変わったと、そこに譲渡が行われたということでございまして、そういうあっせんをリクルート側で行ったということはございますが、一たん買ってまた売却したということではございません
実は午前中のNTTの式場証言でもドゥ・ベスト社という会社と私は何も売買の取引したことはございません、株券が後で戻ってきたら、ああ、ドゥ・ベスト社だったんだなと、こうわかりましたという証言もあるんですが、どういうことですか。
○委員長(梶木又三君) 証人は、衆議院のリクルート問題に関する調査特別委員会において公開されたリクルートコスモス社の株譲渡リストによれば、ドゥ・ベスト社から未公開株を五千株購入したとされていますが、その事実関係と、その後の売却の有無について説明してください。
私の解釈では、第三者割り当て増資でドゥ・ベスト社が一たん引き受けていた株がこのときは既に江副氏あるいはファーストファイナンスのところに買い戻されておるというか還流しておった、そうしてその代金をファーストファイナンスからドゥ・ベスト社に払っておったと、それを埋めるために、今度は服部さんがファーストファイナンスに振り込んだ、こういうことだとつじつまが合うと思うんです。
それで委員長、これは昨日からずっと問題になっているので、宮澤喜一名義のドゥ・ベスト社との間の株式売買約定書、これを提出されるようぜひお取り計らいいただきたいと思います。
○上田耕一郎君 ですから、ドゥ・ベスト社は法人ですから七年間の保存義務があるんです。有価証券取引税法の施行規則五条二項に基づいて七年、まだ七年たっていませんからドゥ・ベスト社にあるんです。私は、先日ドゥ・ベスト社に行ってこの約定書をぜひ欲しいという申し入れをしてきまして、電話で返事があって、今探しておりますけれども見当たりせんと、まだ。
ドゥ・ベスト社から取り寄せて出すべきだ。それが身のあかしを立てる一つの方法です。 二番目には、この三千万円、どこから支出をしましたか。
○国務大臣(宮澤喜一君) 先般の十一月十五日の資料によりますと、ドゥ・ベスト社にそのように登録されておりますので、名義は宮澤ということであったと存じます。
その点では、ドゥ・ベスト社との宮澤さん名義にかかわる株の売買約定書、これを国会に提出すべきだと思う。かつてその指摘をされたときに、河合は見当たらないと言っておったということでありますが、捜すべきだし、あるのは何も宮澤さん方だけではなくてドゥ・ベスト社もしくはリクルート関連会社に存在するというふうに考えられますので、その点は確かめて出すべきだと思いますが、いかがですか。
○原田委員長 株式の公開前のリクルートコスモス株式を縁故募集により一たんドゥ・ベスト社等に売却した後、その一部を買い戻して、小口に分けて再び特定の者に売却したと報道されているが、その目的と売却先の選択基準を説明してください。
現在司直の手で取り調べ中で、そのうちに内容が明らかにされることと思いますが、去る十月三十日付の新聞によりますと、リクルート関連会社の数社が、これはトンネル会社と言われておるわけでございますが、六十年の四月に七百一万株、二千五百円のうち、ドゥ・ベスト社八万株は自民党中枢の幹部の九人の方に分けられています。
が、河合は、二年前の取引でありますので記憶が定かでないということ、また株式売買約定書が見当たりませんので具体的にドゥ・ベスト社であるかどうか確認できないとのことでございました。」こういうふうに言われたのです。二年前であって約定書がない、だから譲り渡し人がわからないんだ。 ですけれども、この全体を通じて言いますと、この譲り渡し行為をやった時期が六十一年の九月三十日であった。
株式の譲り渡し人、譲渡人につきましては、服部をして再三聞かせましたが、河合氏は二年前の取引でありますので記憶が定かでないということ、また株式売買約定書が見当たりませんので、具体的にドゥ・ベスト社であるかどうか確認できないとのことでございました。
さらに先日、十一日でありますが、我が党が発表しましたドゥ・ベスト社からの譲渡先のリスト、これにNTTの現取締役であります式場英氏の名前が入っていることが明らかになりました。御本人も譲渡を受けたことを認められたわけであります。
我が党が発表しましたドゥ・ベスト社からの再譲渡ということがあの限りでは明らかになりましたけれども、その後もビッグウエイでありますとか、これは十二万株、エターナルフォーチュンは二十万株、ワールドサービスは二十万株というように次々にありまして、またさらにヤクルトからというようなこともあるわけです。
さらに、この方の起用につきまして、例えば税制調査会の特別委員十名が任命されたとき、シャウプ税制勧告以来の抜本改革をと力を入れた中曽根首相が純民間の人を増強し、暴れ馬も入れたい、これは有名な話でございますが、起用されたのは江副氏や牛尾治朗氏、それに今回ドゥ・ベスト社から未公開株を取得していたことが明るみに出ました公文俊平東京大学教授らで、中曽根人脈が多いと言われた、そういうことが書かれているわけです。
○東中委員 そうしますと、株の譲渡を青木氏が受けた相手方は名前を言うと迷惑をかけるから名前を言わないと旨うて、当初から言うてこられたわけですが、ころっと変わってしまって、譲り渡した相手方がドゥ・ベスト社であるということを言われたわけですから、そういう点では今までの態度を変えられたわけですが、どういうことでお変えになったのですか。
○角谷政府委員 大蔵省といたしまして、そのドゥ・ベスト社に係ります取引内容につきまして報告を受けた、あるいは資料提出を受けたといったことはございません。
なお、登記簿などもありますけれども、我が党の調査に対しましてトンネル会社であることが明白なドゥ・ベスト社は、全株保有していると断言していました最初。ところが、実態はそうじゃなかった。全くうそだったということがわかりました。安比レックのケースもドゥ・ベストと同様に政界に株が流れた疑惑があると私どもは思います。調べるべきだと思います。どうでしょう。
もう一つなんですが、これは素朴な単純な私自身の疑念なんですが、ドゥ・ベスト社からの株譲渡された方々のリスト、九名挙がっております。その中で、大蔵大臣宮澤喜一氏が一万株の名義をお認めになった。